aigiss’s blog

不動産情報など を紹介していきます。

PCをスマホ化?

 前回の内容で、暑さももう少しだから風物詩として我慢しよう、的な締めくくりをしたのですが、9月に入るや否や、連日20度台で9月を通り越して、10月のような体感になってしまった。
 結構驚いたのが先週末の土曜の夜で、8時頃にかなり涼しい風が入ってきたので、エアコンのリモコンがどこかで押されて誤作動したのかと勘違いするほどの冷気だったのだが、ここから急に秋めいたようだ。

 

 さて、先日、paypayフリマで初めて出品に挑戦した。
これまでは、ヤフオクで出品するだけだったけど、何となくフリマの方が売れるような気がしたからです。

 ところがスマホの操作がまだ覚束ない、というか、購入してほんの数ヵ月は面白がって使っていたけど、今は、ほぼ電話とメールのチェック、あとは支払い関係(Tポイント、PAYPAY)で利用するだけになっている。


大体スマホは、ファイルの全体像が見えない。
Windowsでいうところの「ツリー構造」「ディレクトリ階層」などと呼ばれているものでエクスプローラーで左ペインにフォルダが表示される状態を求めているのである。
システムファイルもどこにあるか分からないので、スマホを使いこなすことをあきらめてしまったのである。

このことを、知人に話すと、「そんなことを気にしてスマホを使っている人なんかいませんよ」と一蹴されてしまった。

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 話を戻すと、そんなことでフリマに出品するのに商品紹介文の入力ひとつとってもスマホでは自信がなかったので、うまい方法がないかと「PAYPAY フリマアプリ PC」で検索をしてみた。
すると「PAYPAYフリマでパソコンから出品する方法」という記事を発見し、その中で紹介されていた「Bluestacks」なるものを導入した。

 

このソフトは「エミュレーター」の部類で、以前win7でXPを動かしていた時のことを思い出してしまった。
 
DTのショートカットアイコンをクリックすると画面が切り替わる。
起動に少し時間がかかるが画面回りはスマホそのものである。(スクショ参照)

paypayに参加するのにyahooにログインすると、Galaxy S20+ 5Gからログインしたという通知がアラートメールとして届く。

GALAXYの設定で作成してあるようだ。
そして、PayPayを起動すると一旦横長の画面に変わり、またスマホ画面になる。
なんか新しいスマホを入手したみたいで楽しい。
yahooアプリも追加して、わざわざメールチェックもしてしまった。
次期Windowsではandroidが動くようになるらしいが一足早く?体験した感じだ。
まぁ、Windowsだったら、こんな変な動きはしないだろうけど。


出品するのに写真を添付しようとしたが、PCのフォルダには直接アクセスをすることができず、一度「Galaxy S20+ 5G」として認識されている「Bluestacks」内に取り込む必要があった。


PCではタイピング検定のようなものが世の中にあるけど、スマホタブレットフリック入力検定のようなものも資格の一種として重宝される時代になるんだろうな、と漠然と思ってしまった。

睡蓮鉢に謎の虫大量発生?(虫が嫌いな方は要スルー)

 コロナの影響で、おうち時間ばかりである。

オリンピックが終了したとたん、1週間ずぅーっと、雨ばかり続いていたかと思えば、ここの所、夏らしい晴天が続いている。
というか、湿度も高くて、“やっと”いつもの夏らしくなった、と思えるのだ。

そんなことで、日々屋上においてある鉢植えに水をかけに行っている。

睡蓮鉢の周りにはアリが大量に発生しているんだけど、それとは別に、ほんの数ミリの見慣れない虫が数匹いるじゃぁないか!
しかも、よく観察すると水草の上ではなく、直接水の上を歩いている。
クモの仲間かも、と思ったので、足を数えると6本なので昆虫の部類と言える。

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(写真「赤丸内」:1600×1200で適当に撮影したものを640×480でトリミング加工)

「変な害虫だったら…」と思い、部屋に戻りグーグル先生に問い合わせてみた。
(その場でスマホを使えないところが悲しい)

最初、同じように屋外に置いてある睡蓮鉢で体験した人がいるかもしれないと思い
「睡蓮鉢の小さな虫」で検索した。
しかし、ミジンコなど水生昆虫の種類がヒットしてしまい、答えに辿り着くことができない。

そこで、素直に「水の上を歩く小さな虫」で検索すると、やはり候補は「アメンボ」だ。
アメンボだったら子供の頃からよく見ているし、こんな小さな訳がない。

すると、画像の中に似た生物を発見。
一つはツイッターの記事で、もう一つはブログであった。

それによると
「カタビロアメンボ」(学名:Microvelia)
というアメンボの仲間だということである。

こんな屋上の小さな睡蓮鉢にどっから???という謎は残っているが(鳥が運んで来たのか、風で飛んで来たのか、そもそも“いつから”いたのか)、変な害虫でないことが分かり一安心。

 

それにしても暑い。
まぁ、8月も終わり。
この猛暑も、あと少しの風物詩として楽しみたい。

シフター交換!グリップタイプからトリガータイプへ

はじめに

今回の文章は20年前に購入したクロスバイクのシフターの件であるため、時系列が分かりにくいと思います。以下の時系列を頭に入れてお読みください。
まず、購入時に付いていたSRAM・ATTACKを10年程使用→壊す→ヤフオクで再購入→今回シマノ購入という流れです。
それではお願いします。

 

 もうかれこれ、購入してから20年近く経つ、いわゆる「クロスバイク」に主に夏場に乗っているのですが、シフターがSRAMのグリップシフト(ATTACK 3×9S)が付いていて、数年乗っていると周りのゴムがべたべたになってしまい、手のひらも黒くなってしまうので、乗りながら(信号待ちの時なんかに)ゴムを剥がしツルツルにしていった。(写真上)

このグリップシフターも、使い始めは慣れるまで非常に時間がかかった。
そういえば、グリップシフトって、メーカーや型番によって変速時の向きが違うのはどういうもんだろうか。


そして、この自転車を購入直後に、ハンドルが580mmと長すぎて乗りにくかったので、ハンズで520mmのハンドルを見つけ交換したが、その時(当たり前だが)短くした分アウターが余ったり(きつくなる)、グリップの部分が非常に短くなってしまった。(バーテープを巻いて凌いだこともある)。

さらにべたべたになったゴムを全て剥がしたので、雨の日には滑ってしまい、特に、右側(後ろの変速機)をローへ戻すことが困難な状態になるのである。

 


実は、一度過去にトリガーにしようとして、オークションで見つけたSRAMのX-7を落札したことがある。

落札してから、届くまでの間に(webで)調べてみると、このX-7では「引きしろ」がシマノディレイラーに対応していないことが分かった。


スラムは、すべてシマノと互換性があると思い込んでいたのだ。
2段分動かして1段変わるくらいの差があるようだ。

最初から付いていた「アタック」はシマノ互換として製造されていたのである。
そして、アタックにもトリガータイプがあることが分かったので、出品されるのを待っていたのだが…。

 


上記のような(ワイヤー問題とか)事があったので、あろうことか、このグリップを短くしようとして、のこぎりで切ってしまった。

すると、切り落としたグリップの部分がストッパーになっていたようで、早い話、壊してしまったのだ。

 

バイクを変えて過ごしながらヤフオクをチェックしていると、同じATTACKが出品されていた。さらに、おまけで短いグリップを付けてくれるという事だったので、落札し交換し乗ってきたのです。

ところが、この短いグリップもずれて外れやすくなってきたし、シフター本体もゴムの部分がすっかり取れてツルツルになったので、今度シフトのインナーかアウター(ケーブル)を交換するタイミングでトリガータイプに換えようと思っていたところ、先日アウターが破れたのでこの機会に交換することにしたのである。

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ここで、頼りは「ヤフオク」。
なにぶん古い自転車なので、わざわざ使用感のあるALTUSをメーカー希望の4割引き位で落札したのです。

何故、このシフターを選んだかというと、ブレーキと一体化していたからである。
先述の通り、ハンドルが短いので、ブレーキとシフターが一体になっている方がクリアランスに余裕ができるのでは?と考えたのです。

ところが、取り付けてみると結構な幅を取られていて、クリアランスの余裕は生まれなかった。

ついでに、グリップも短めのエルゴグリップにして、これで手の痺れ?も軽減された。(写真下)


変速は快適だ。
特に、リアをロー側からトップ側へ変速する場合は、「小指」でもサッと振れるだけで変速してくれる。
まあ、逆の動きは親指で操作が必要になり、フロントをアウターに変速する際にはそれなりの力が必要になる。

実は、この交換作業は1か月ぐらい前に行っていて、記事を載せようとしていたところ、前回のブログで書いた出来事(たたんだ傘を左手に握ったままフロントのシフトをアウター側に入れる動作をしたら傘がフロントフォークとホイールの間に挟まってコケてしまった)に遭遇したのです。

楽天でコロナワクチン接種?!

 月にコロナワクチン接種券が届いたから、「やったー」と思い早速予約を取ろうと区のサイトを見ると、どこも1か月以上先まで予約が埋まっていた。

実は、ワクチン接種についてはもともと積極的ではなく様子見派だったのです。

ところが、順番で接種券が届いたので、「自分の番になったのだから打ってみるか」と、重い腰を上げたのだが、自治体は無論、大手町の大規模会場も満杯であったので、“何のための順番付けだったんだよ!”と不貞腐れていたのです。
WEBでもワクチン不足により予約難民であふれているという情報で溢れかえっていた。

そして先日、気を取り直して区のサイトを見に行ったら、HPが変わっていて、接種券の番号を入力しないと空いている会場がわからないようになってしまっていた。
しかし、ページの下のほうに今回行った「楽天(モデルナ)のリンクボタン」があり、なんだこれ?と思いつつ、接種券番号とPW(初期は生年月日)を入力して予約可能日を見ると、なんと待つことなく予約ができたのである。
その後、地域のセンター(ファイザー)も確認したが、やっぱり早くて4週間後であった。
まぁ、ファイザーのほうがいいということらしいけど、待たなくてよいので今回ノンストレスで予約を取ったのである。

 

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(写真:右半分が楽天クリムゾン本館。柱のすぐ脇にエスカレーターがある。二子玉の駅は写真の反対側)

行ってきました楽天に。(内部は写真撮影禁止)
楽天は、我が家ではなんと50%のモバイルユーザーで占められているのです。

当日(今日ですが)、昨日からの雨が続いていて、行くのが面倒になってきたのだけど、ちょうど小降りになってくれ無事に、会場付近へたどり着いたのです。

予約の10分前とちょうどいい感じで、楽天(モバイル)が目に入った。(写ってないけど写真の右方向です)
そのまま進むと、左奥、エスカレーターの横に長蛇の列ができている。

エスカレーターに乗ると、下から
「12:30までの予約の方は上がってください」
と誘導の声が聞こえる。

エスカレーターを降りると、「左胸に貼ってください」と入館証シールが渡される。
ただ、ここまで身分証や接種券など何も見せていないのに進んでいるのが不思議な感覚であった。

順路に沿って前の人たちに続いて進む。

「2番へお進みください。」と係りの方に案内される。
ここでは、この後もすべて、案内進行係りの人が、空いた窓口の番号を指定して誘導するのである。、

接種券と身分証明書で確認を受けた後、また別のブースで予診票を確認する。
「熱は測ってきましたか?」ときかれたので「いいえ」というと
「それではAの入口へ進んでここ(熱)と、ここ(打ちますのサインのとこ)にも記入してください」と言われ足を運ぶ。
手前にBの入口があり、すべて記入されている人たちは、ここからショートカットできるのである。

手をかざし、熱を測る。平熱だ。
サインもして次へ進む。

最終確認のゲートで書類一式をクリアーファイルにまとめてもらい、やっと問診のブースに移る。

「体調は大丈夫ですか」
「はい」と答え、以前歯の麻酔で気を失ったことがあるけど、と付け加えると
「今回そういう成分は入ってないから関係ありません」と笑いながら返事をしてくれた。


注射のブースは9か所に広がっている。
それぞれのブース奥の真ん中に、注射を用意する人(だと思う)がいて、左右に一人ずつ看護師さんが注射を繰り返している。
つまり、一気に18人を処理しているのだ。

「左腕でいいですか」
挨拶して着席すると、そう聞いてくるので、はい、と答える。
「アルコールは大丈夫ですか。ちょっと冷たく感じますけど」「大丈夫です」
「打ちますよ。ちょっと痛いかもしれません。」
“ちゅー”(ワクチンが入っていく音)
「大丈夫ですか?異状ないですか?」
「えっ?だって今打ち終わったばかりじゃん」
「あっそうですね(笑)この後15分の経過観察の時間もありますので異常があったら手を挙げてください。」

ブースから出て数歩歩くと、注射をした後の痛みを感じることができた。

経過観察ブースで時間を書いた紙が渡され、様子がおかしくなったら教えるように指示を受ける。

ブース手前は30分待機で、案内された15分の椅子に、順番に座る。
なるほど、同じ時刻でまとめればわかりやすいというわけだ。

奥は、同伴者の待機場所として提供されている。


15分経過し、周りの人たちに合わせ席を移動する。

会場出口で「原本は提出されてますか?」と確認しながら接種券に検印をし、クリアファイルに戻される。

 

「入館証シールはこちらで回収してます」と声がかかっているのでシールをゴミ箱(段ボール)へ付けるように戻して退館した。
入館してから丁度30分であった。


帰り、雨が止んだので傘をたたんで左手に持ち自転車漕いでいて上り坂が終わったからアウターに入れようとしてシフトを動かそうとしたら、傘が前輪に挟まり、コケて左腕を打ち付けてしまった。
しばらくコロナでの痛みなのかわからない状態になってしまった。

PCが壊れたので、裏のスロットカバーを開けてみると…

オリンピックも始まっているし、最後にブログをUPしてから1カ月以上も経っているのにパッとしない内容で多分皆さんの目には止まらないことと思いますが、まぁ個人のブログということでご勘弁を。

 壊れたPCと言うのは昨年9月にヤフオクで買ったノート(「ヤフオクでPCを「うっかり」衝動買いしてしまった」20200929参照)なのです。

13.3インチなので、手元に置いてのブラウジングや今は亡き「マンガ読み放題」に大いに活躍してくれていたのです。


 最初に不具合が生じたのは、買ってから2カ月ほど経過した頃、PCを終了して蓋を閉じるときに「バギッ」という音がして、閉まりにくくなってしまったので、よく見ると折りたたみの根本付近で液晶の枠が浮いていたのである。

左側のヒンジの動きが硬くなっていて、閉めるときに枠を壊してしまったのだ。
それからは、ヒンジの所を指で押さえて開け閉めをしていたので、他のPCを使う時まで、その“クセ”が出てしまう有様であった。
調べてみるとDELLのノートでは多く出る症状の様であった。
(ただ、これまでDELLを複数台使ってきているが、ボク自身は初めての体験である。)


そして、次に不調になったのは年明けすぐバッテリーに充電されなくなってしまった事である。
徐々に充電時間が減っていったり、バッテリー残量が減っていったわけでなく、ある日いきなり一切充電をしなくなったのである。
BIOSを確認するとバッテリーが完全に死んでいたのであった。

まぁ、これも部屋の中でのアダプター使用だから使えなくなるわけではなかった。

 

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 そして、今回すっかり起動ができなくなってしまったのである。

SSDが生きているかどうか、取り出して調べるために、裏のカバーを空けて愕然とした。(写真参照。LatitudeはHDDやメモリにアクセスしやすい!)

みなさま、「SAMSWEET」って知ってましたか?

ボクは、初めて見たので、一瞬「あ~、サムスンのが入っているのか」
と、サムスンの物だと暫く信じ込んでしまったのである。

そして、何だこれっ? と気を取り直してググってみたが、外国語でのWEBサイトがほとんどで日本語でのページは僅かヒットするのみであった。
 結局詳細は分からないけど、その中に過去のオークション落札価格(2018年11月18日時点で2500円)があったので、今現在の価値としては1000円程度だろう。

 

 早速外して、HDDスタンドへ嵌めこんで調べてみる。
アクセスをしてみると、OSからエラーチェックをするように求められるが、無視をして、アクセスを続ける。

ドライブの表示では、使用領域は正しくなっているんだけど、フォルダにアクセスすると「0」表示で開くことができないのである。
試しにEaseUSのフリーソフトパーティションを見ると「未割当」となる。
そして、健康度はどんなものか?と、これまた定番のフリーソフトCrystalDiskInfoでアクセスした所、「正常」判定であった。

 昨年9月から使い始めて10か月、1ヶ月当たり約900円の使用料で使っていたと思えばあながち高くもない。

データもロクなものは入っていないのでショックはないんだけど、MSのOfficeがインストールされていたので、勿体ないことはもったいない。

昨年手に入れた時点で壊れる寸前の個体だったわけだ。まるで壊れることが分かっていたかのような売り出しのタイミングであったのだ。

このSSDは今後暇つぶしに色々と復活作業をしていきたい。

自転車の違反で赤切符!?(後編)

 日は昨日に引き続き、いや、快晴だっただけに今日の方が暑かった。
子供の頃に過ごした夏休みを彷彿とさせ、蝉の声が聞こえてきてもおかしくない中、指定日になったので行ってきました。


昨日、行くにあたり、改めて貰った赤切符をよく見ると、裏に出頭場所は「警視庁交通部 交通執行課 隅田分室」と書いてあった。

 違反当日に「後日、警視庁に出頭・・・」と聞いたので桜田門の警視庁が頭に浮かび、比較的行く確率の多い地域だからそんなに苦にならないと思ったものの、錦糸町である。

裏面には出頭場所だけではなく、「即決裁判手続法」とか「略式手続」という法律用語が繰り返し出てきていて、罪の深さに慄いていた。

中心付近に「申述書」という欄があった。この赤切符を渡される際には何も言われなかったので、記入すべきかどうか悩んだが、その前の文章“下記「資料(赤切符の裏の文言)」参照”を読んで、念のために記入することにした。

 それこそ、朝一番で行ってしまおうかとも考えたけど、午後一番で待つことにした。
30分待たされても1時間程度で終わるのではないかと思ったからである。

 出頭日当日を迎えた。
錦糸町駅前の交番を曲がって、公園の手前で曲がればいい、という大変なアバウトさで目的地を目指す。
駅前の交番を曲がってガードをくぐると公園らしきものを認めることができたのだが、高層マンションが聳え立っており、最初マンションに付属している公益スペースだと思いその先に行こうとした。
しかし、信号を渡ろうとしてふと表示を見ると「錦糸公園」とあったので、その道を入っていくとほどなくそれらしき建物に到着する。(写真左上、この写真の左手が公園)

予定通り15分前に着いたので、外観の写真を取ってから「警視庁交通部~」と書いてある方の入り口から入っていった。(写真右上)

当たり前だけど、かなり地味なところで、入ってすぐ右側に「受付、免許証返還」と書いてある窓口があった。
窓口のわきを見るとやはり案内通り午後の受付は0時30分からとあったので、「ここで後10分ぐらい待っているのか」と思いながら、窓口の前に立つと中から声がかかり、男性が顔を出した。

「受付は30分からですよね?」と言いながら赤切符を差し出すとそれを見ながら、

「もういいですよ。今日は熱があったり体調が悪いということはないですか?」と言うので「はい、大丈夫です」と答えると、
「今番号を渡しますので」と言いながら案内の紙(写真左下)にホッチキスでとめてから、この後の流れについて教えてくれた。

それによると、12:30から取り調べが始まるということであった。
病院のように診察時間の30分前から受付になっていて実際は13:00から始まるものだと思っていたので、30分待つ必要はなくなったわけである。

そちらの待合室に掲示板がありますね。この(受付)番号が表示されますから、その隣の番号へ進んでください、と言われ、待合室に目をやると先客は一人だけだった。

椅子に座って、写真を撮って時間を過ごす。
もらった案内用紙を読んだところ、退出の際に返却するようだったので、紙を拡げて写真を写す。


12:30になると早速、目の前の掲示板(写真右下)に番号が表示されたので、取調室へ歩みを進める。
パーテーションで区切られた個別のブースに番号が振ってあるので指定されている番号の所へ近づく。
「そちらにお掛けになって下さい。今日担当する○○です」
それから、本人確認の為、免許証を渡すと
「ICチップを見ていいですか?」と確認されて、何やら機械の上に免許を載せると「本籍は●でいいですね」と確認される。
「はい。」と答えて「本籍って免許にあったんじゃなかったっけ」と怪訝につぶやきながら免許を見ると本籍欄がなくなっていたのであった。
「IC化に伴って本籍欄はなくなったんですよ」と補足してくれる。

そして、当日の違反内容を供述調書に基づいて事実確認がされる。
(当日撮影された)自転車の写真を見ながら「これはスポーツタイプで良いですか?自転車がお好きなんですね」と言うので、「はい」と答える。
ここまで、約5分

「それでは、この後の手続きについて説明します。この後2階に上がってもらい検察官の取り調べを受けてもらいます。
(赤切符の裏側を見せながら、申述書欄へ)もう記入してもらっているんですね。検察官が裁判をして、その場で罰金が決まりますが、1回目なので、これまで罰金になった方はほとんどいないので安心してください。ただし、絶対ではありません。今回は、赤信号での違反でしたが、信号の違反と踏切で遮断機が下り始めてから渡ってこちらに来るという方が目立っています。」
警察官との取り調べを終え部屋を出て2階へ上がる際に待合室を見るともう待っている人はいなかった。

 

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12:40に2階の待合室に入る。
見渡すとまだ誰もいない。
ここでも写真を撮る。(スペースの都合で割愛しましたが、「略式命令謄本交付」と書かれた窓口もありかなりビビってしまった)
5分ほど待つと目の前の「検察庁呼出案内」と書かれた掲示板に番号が表示されたので指定されたブースへ足を運ぶ。(写真右下の物と同じでブースはアルファベットで示してある)
検察調書の部屋に入ったらアルコールで手の消毒をして下さい、と書かれていたのでアルコールを付けていると指定のブースから「22番の方こちらですよ」と声が聞こえる。


挨拶のあとここでも本人確認の為免許証を提示する。そして、写真と同一人物か確かめるためにマスクを外すように指示を受ける。

「ご自身の口から氏名と生年月日を答えて下さい。」
答えると「●才ということでいいですね。本籍と居住地をお答えください。」

 

「答えたくないことについては答えなくてもいいですよ」
といいながらここでも供述調書に基づいて事実の確認をする。
先ほどと同じ調書と写真が手元に揃っている。

「今回は初めてということなので、罰はありません。こちら(切符裏の申述書への記入)には記入頂いていますが、今回は必要有りませんでした。これ(赤切符)は処分します。反省しているのであれば、そちら(誓約書)に署名と捺印お願いします。あっ、印鑑はお持ちですよね」

「はい」と答えて、“2度と同じようなことは致しません”というような文言が書いてある誓約書にサイン・捺印する。

地元の警察署で、裏の申述書への記入について何も言われなかったのは、書く必要がないということだったのだ。


そして、先日貰った、「重要なお知らせ」と同じ大きさの“危険行為を繰り返す自転車運転者に対する講習制度”と書かれた紙を渡され「同じようなものはもうもらっていると思いますが…」と切り出し、違反を繰り返すと呼び出しの講習を受け中ればならないし従わないと強制的に罰金になると念を押される。そして
「そこには書いていないのですが、傘さし運転、イヤホン、スマホ携帯使用も条例で違反になります。事故の加害者になると、民事責任と刑事責任も発生します。過失傷害で50万以下の罰金という重い罪になることも多々あるので、今後は気を付けて下さい。今日はこれ以上のことはありませんので、このままお帰り下さい。」
と言われ、部屋を出る。
1階に降りたが、本当に帰っていいのかな、と後ろ髪をひかれる思いで建物を後にした。

 

[----------資料(赤切符の裏の文言)---------]

(左枠外に縦書きで:)
注意 当日罰金の裁判があったときは、即日納付すれば一切の手続きが終了しますからその用意をしてきてください。 検察官  問い合わせは(03)××局●●番

(右上に囲みで:)
少年
20歳未満の者の事件は、警察または検察官から家庭裁判所に送られたうえ、処分が決められます。家庭裁判所が刑事処分の必要があると認めて検察官に送り返した場合には起訴されることになります。

(左上から:)
即決裁判・略式手続説明書
東京区検察庁検察官

あなたは検察官のもとに出頭したのち、表記違反事実について起訴されると、簡易裁判所の裁判を受けることになります。

その場合、あなたに異議がなければ、公開の法廷で通常の規定による審判を受けるのではなしに、交通事件即決裁判手続法により、法廷に出頭し簡易な手続で即決裁判を受けるか、または刑事訴訟法の定めるところにより、法定には出頭しないで裁判官に書面審理をしてもらう略式手続による裁判を受けることもできます。これらの簡易な手続きで裁判を受けたときにも、もしその裁判に不服があれば、その裁判を受けた日から14日以内に正式裁判の請求をすることができます。

そこで、あなたが即決裁判手続または略式手続のいずれかによって裁判を受けることに異議がなければ、その旨を明らかにするためあらかじめ(出頭する前に)自分自身で下の申述書欄に署名しておいて下さい。(即決裁判手続または略式手続によることに異議があるときは、署名しないままで出頭して下さい。その場合には、検察官が、あらためて出頭すべき日時を指定することがあります。)


(下に枠囲みで:)
申述書
通常の規定による審判を受けられることもよくわかりましたが、即決裁判手続または略式手続のいずれかの手続によって審理されることに異議がありません。

年  月  日
 氏名       印

その下に
略式命令:即決裁判結果通知書

(い)事件名
道路交通法違反
(ろ)被告人の氏名、年齢、職業、住居、本籍:表記(1)のとおり。


(は)裁判
主文 被告人を罰金    円に処する。
これを完納することができないときは金5,000円を1日に換算した期間(端数が生じたときはそれを1日に換算する)被告人を労役場に留置する。第1項の金額を仮に納付することを命ずる。

罪となるべき事実
被告人にかかる表記(2)、(3)、(4)、(5)記載の事実

適用法令
表記(5)記載の罰条
刑法18条、刑訴法348条


(に)裁判をした裁判所及び年月日
東京簡易裁判所:年月日

(ほ)裁判官の官、氏名
同庁簡易裁判所判事

上記略式命令に対しては、告知を受けた日から14日以内に当裁判所に対して正式裁判の請求をすることができる

上記は謄本である。
 前同日同庁:裁判所書記官

出頭場所

(この後は隅田分室の住所や電話番号地図が書いてある
また、裏面は「短辺綴じ」での両面印刷で縦に折り返すと読む方向になる)

自転車の違反で赤切符!?(前編)

 先日の朝、地元の国道で交差点の手前で警察官に呼び止められた。

「赤信号でしたよ。ちょっと、こっちに来てください。」と車道から歩道の方へ移動するる。

一つ先の信号が青だったのことと、雨がぱらついてきていたので先を急いでいたボクは、既に歩行者が渡り始めていた手前の赤信号を超えてしまったのです。

無線で何やら持ってくる物を指示していたが、
「そこの交番まで移動してもらえますか」と言われ、一緒に移動する。
「信号無視なので、赤切符ですね。こういう赤信号無視による歩行者との接触事故が増えているんです。」というので、「えっ!赤切符青切符通り越してですか?」と思わず聴き返す。
「はい、後日警視庁に出頭してもらいます(と聞こえた)」
この時、免許の減点や罰金がいくらになるのだろうか?ということが頭をよぎり、心ここにあらずの状態である。


交番の傍らに自転車を置くように指示をされ、「免許など何か身分を証明するものはありませんか」と聞くので免許証を渡す。

免許を渡すと、「この自転車はご自身のですか?」と聞きながら防犯登録を照合する。
「それでは自転車の横に立ってください。写真を撮りますから。マスクははずして。あと、指で自転車を指してくれませんか。これは自分のです、ということが分かるように」

その後、別の警察官から勤務先や仕事内容などの質問を受けていると、さらに、別の警察官から「車体番号の写真も撮りますので、ちょっと裏返しにしてもいいですか」と聞かれた。
もちろんダメとは言えないだろう。
2人の警察官が写真撮影の作業を進める。


その後、「手続きのことで話があるのですが、この後30分ほどお時間ありますか?」と聞かれたので、「今日はもともと急いでいたため信号を越えてしまった位なので無理です」というと、「それでは後日、来てください。土曜日でいいですか。何時頃が良いですか。ゆっくり目の時間の方が良いでしょうか」というので、「いや、早い時間でも何でも構いません」というと「それでは10時頃に私宛に尋ねてきてください。」
と、口頭で所属と名前を言った後、メモ用紙を取り出し走り書きをして渡してくれた。
そして、「この後も気を付けて運転してください」と自転車に目をやりながら訝しげに「このペダルは最初からついていたのですか」というので、なぜか後ろめたさを感じながら「いえ、後から交換したのです」と答え、その場を後にした。

放心状態のまま、1日が過ぎたが、気になったので、WEBで「自転車 赤切符」と検索をかけると、結構な数の体験が載っていて、最後には裁判所で不起訴になるということが多いとの事だった。裁判所からの呼び出しもあるとわかり、益々ブルーな気分になっていった。

 

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当日、時間より早めに受付に寄り、10時の約束で来た旨を告げると、ほどなく先日の警察官が現れた。

窓口の椅子に腰掛けるように即され、奥に何やら資料を取りに行った。
「今回あなたは自転車で危険な走行をしたので、これ(「自転車の正しい乗り方」)も差し上げますので、よくお読みになって下さい。自転車も車両ですからね。」
と渡しながら、手元の赤切符に必要事項を記入していく。

運転免許の番号を記入しながら、「あっ、今回自転車の違反ですから、運転免許証の反則点は関係しません。」
「えっ、ゴールド免許のままで大丈夫なんですか。」
「はい、次回もゴールドのままです。ただし、ここ(「重要なお知らせ」を指差しながら)にも書いてありますが、3年以内にもう一回、何か違反とか事故を起こした場合には講習を受けることになります。」
これを聞いて幾分、気が楽になった。

「この前も言いましたが、ここ(赤切符の右の「出頭」「日時」欄を指さし)に記入する日に、ここ(赤切符の裏面を見せながら)に行ってもらいます。もし、都合が悪い場合は前日までに電話をすれば変更してもらえますので。」


赤切符の必要事項への記入が終えると
「これから聞くことに対して、もし答えたくないことがあれば答えなくてもいいですが、今度行くところでこれを見ながら聞くことになるので、分かりやすい物を送った方が良いとおもいますよ。あなたが違反した日は◎日で時間は9時◎分でした。あそこは◎◎町◎番地付近となります。間違いありませんか。」
といった具合に、確認を取りながら逐一記入していく。

赤切符と、調書には署名欄と押印欄があり、うっかり印鑑を持参することを忘れたことに気が付いた。

調書を取ってから、「この内容で間違いありませんね。」と確認をすると
「それ(小さいスタンプ台を示し)に、左手の人差し指を載せて、ここ(赤切符)と、ここ(調書)に指を載せて下さい。」と依頼された。

印鑑持っているか、とは聞かれなかったので、どのみち同じ事だったのかもしれないが(うわー!いよいよ指紋を採られる)と思い、
「これは前科になるのでしょうか」
と訊いたところ、それはない、との事であった。
指を拭く物を探していると、「こうやれば大丈夫です」と、親指の先で人差し指を擦る仕草をしたので、ボクもそれに倣った。


「それじゃあ指定した日に出頭してください」
「あのー、時間は何時でもいいんですか。」
「ああ、時間は、ここに書いてある時間内であればいつでも大丈夫ですよ。これ(赤切符)を受付に提出してください。人によっては8時頃から待っている人もいるようですね。その日に何人待っているかによって待ち時間は変わりますが、順番が回ってきてからは時間はかかりません。出頭後にどうなるかということは、戻ってきた人たちと会っていないので、判りませんが、原付での速度超過程度の罰金になるかもしれません」

時計に目をやると丁度30分経過していた。

「この前は、信号が赤信号であったことと、歩行者が渡り始めていたので危険行為と見なしたんです。私があそこに立っていたのは気が付かなかったのですか。」
「はい」
「歩行者に何か言われませんでしたか。」
「いえ。」
「そうですか。歩行者に怒鳴られたり、場合によっては突き飛ばされたりすることもありますし、わざとぶつかってくる歩行者もいます。そういうトラブルが絶えないので取り締まりの強化をしているんです。でも、何かあれば一方的に自転車の責任になりますよ。」
そして、別れ際に「この一帯は9:00~10:00まで重点的に自転車の取り締まりをしているんです。」
と一言付け加えて戻っていった。
(後編へ続く)